銀行員に「おすすめの副業」と「銀行員が副業をするときの注意点」
現在の給与だけだと、思うように貯金できない
銀行員の経験やスキルを活かして、副業で収入を得たい
銀行業界で副業が解禁され始めた時期は「銀行員が副業をする目的」や「銀行が銀行員に副業を解禁した理由」を仲間内で話していました。また、「銀行の副業に対する考え方」なども知っています。
銀行を辞めた後に「貯蓄」を増やす安心感
初期費用を抑えて「リスクを抑えた」副業をスタート!
銀行業界では「副業」が認められつつある
銀行は銀行員に対する給与を上げたくない。自分たちで「給与+副業収入」で家計をやりくりしてほしい。
副業で得た「スキル」「経験」を銀行業務に活かしてほしい。その結果、銀行の収益に貢献してほしい。
残業時間削減傾向の中で、「他の銀行」「他業界」への転職を考える時間を与えたくない。
銀行員におすすめの副業5選
・銀行員としての「看板」を副業にプラスに活かせる
・銀行員として得た「知識」「スキル」を業務に役立てられる
・銀行の仕事に支障をきたさないよう、本業を優先できる副業
クラウドソーシング(クラウドワークス)
・副業をする時間の柔軟性が高い:
クラウドソーシングでの記事作成 WEBライティングは、自分のペースで仕事を進められます。「仕事で早く帰れた日に副業」をしたり、「期初・期末・月初・月末は仕事をしない」など、仕事を自分でコントロール可能 ・初期投資が少ない:「パソコンとインターネット環境」さえあれば、仕事を始められる。そのため、初期費用がほとんどかかりません
・金融関連の記事作成は稼げる:
「投資・クレジットカード・不動産、相続」などはブログ運営者が儲かる注目ジャンル!
1つ目
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(当然のことですが、クラウドソーシングで上手くいかなかった場合、’’クラウドソーシングにかけた時間’’は戻ってきません)
3つ目
銀行員が持っている資格で有利になるもの
- ファイナンシャルプランナー
- 簿記銀行業務検定
- 生命保険・損害保険募集人
- 証券アナリスト
- 中小企業診断士
- 宅地建物取引士
- 証券外務員
- 証券アナリスト
- 中小企業診断士宅地建物取引士
銀行員ブランド
ブログの記事作成を依頼するクライアントは、「記事の正確性」や「知識の深さ」を重視します。とりわけ、「銀行員ブランド」「資格」というポイントが非常に魅力的。銀行員という「金融の専門家」によって執筆された記事が読者に知識を与え、信頼性が高いからです。
次に、銀行員が副業としてブログで成功するポイントをまとめました。
1. 銀行員の資格をアピール
自己紹介欄には、以下のような内容を明記しましょう。
- 銀行勤務の経験
- 不動産・投資・カードローンに関する知識
- 銀行勤務の年数
銀行員としての「専門知識」と「経験」がクライアントに伝わり、オファーが増えやすくなります。これは銀行員としての特権。ぜひ、この特権を活用しましょう!
2. 本名を明かさずにニックネームで受注
ブログ記事作成では、「本名を明かす」必要はありません。ニックネームでの仕事受注が可能。そのため、身バレの心配がありません。安心して業務に取り組めます。
金融関連の案件例
案件名:保険商品比較サイトでの保険/金融系記事のライティング業務
- 文字単価: 固定報酬制 2.0円(8,000円)
- 1記事あたりの文字数: 4000文字(原稿用紙10枚分)
案件名:金融メディアの記事執筆ライター募集
金融および保険に関するメディアの記事執筆ライターを募集。継続依頼の可能性あり。
- 文字単価: 固定報酬制 1.2円(6,000円)
- 1記事あたりの文字数: 5000文字(原稿用紙12~13枚分)
アカウントを作成した直後は仕事を依頼する人が見向きもしてくれないこと。実績が少ない人には仕事を依頼したくないと思う気持ちは、想像すれば容易いことです。地道にコツコツと仕事に応募して、実績を積み上げましょう。
「○○(マンガ)」の内容を500文字でまとめてください(報酬30円)
「○○(転職サイト)」の利用した感想を500文字以上でお答えください(報酬50円)
「○○(化粧品)」を使ったことがある方。感想を200文字以上で教えてください(報酬30円)
ココナラ
- 融資のための事業計画書のアドバイス
- 会社員のためのiDeCo、NISAなどの仕組みの説明
- 住宅ローンの仕組みの説明
- 銀行へ就職した大学生へのアドバイス
これならできそう!と思えるサービスがあれば、【ココナラ】がおすすめ。自分でできる仕事をプロフィールに書いておいて、後は待つだけ。会員登録料やアカウント維持費はかかりません。無料でサイト利用できます。
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ブログを始める
銀行員としての専門知識を活かす:銀行で培った金融知識を活かして、「投資やクレジットカード、不動産、相続」などの専門的な内容を提供できるため、金融業未経験者のブロガーと差別化が図れます。
スキルアップ:ブログ執筆を通じて、「他人に教えるレベル」の知識を身に付けられるでしょう。ブログを通じて、知識を深めれば、本業にも役立ちます。自分が普段から仕事にしている分野であれば、内容に詳しい銀行員が多くいます。しかし、専門分野から少し外れていたり、未経験の分野ではわからないことが多くあります。そのような専門ではない分野を「ブログで知識をブラッシュアップ」してみてはいかがでしょうか。
コンテンツ競争が激しい
金融ブログは多く存在して、さらに収益性が高いため競争率が「激高」である分野。SEOと呼ばれるブログをみてもらうための対策やマーケティング戦略を駆使しても、読者を多く獲得するのは簡単ではありません。個人ブログは、大手メディアが運営するHPと競合することはほぼ無理。
- WordPress 有料テーマ 1.7万円(年会費は必要なく、買い切りのサービス)※無料テーマのものもある
- サーバー 年間使用料 1.4万円/年
- ドメイン 3千円/年
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銀行員の副業は解禁の流れ
みずほフィナンシャルグループ(FG)は2019年に銀行員による副業を解禁。銀行業界の働き方改革に先駆けた取り組みを実施。みずほFGは行員のスキル向上などを目的として副業を認めました。坂井辰史社長(当時)は、副業によって得たスキルを本業にも活かしてほしいと語っています。
みずほ銀行の副業制度の特徴
スキルアップに繋がる仕事
認められる副業内容:ウェブサイト制作、記事執筆、セミナー講師など
本業の業務時間内の副業活動は禁止
広島銀行
目的:副業を通じて、行員のスキルアップ・人脈を広げること
実施状況:6件の申請
今後の展開:グループ各社の従業員にも副業可能対象者を広げる
横浜銀行は行員のスキルアップとキャリア形成を目的として、2021年10月1日から副業・兼業を認める新制度を導入。
副業解禁は行員の働き方を柔軟にし、銀行業務以外の経験や人脈作りを促進するためとしています。
副業可否 審査内容
副業・兼業を希望する行員は、人事担当の審査を経て「他社での週2日以内の兼業」「就業時間外での事業経営」を行うことが可能に。人事の審査では「情報漏洩」や「利益相反のリスク」「過重労働の防止」などの確認がされます。副業中も給与などの待遇面に変更はないとのこと。また、育児休業中も副業が認められます。
厚労省の副業・兼業促進ガイドライン ポイント
- 労働者の自由を尊重:基本的に副業・兼業を認め、問題がある場合のみ制限。
- 健康管理の重要性:企業は長時間労働を避け、健康診断やストレスチェックを行う。
- 労働時間の管理:複数の仕事でも労働時間を合計して管理し、法律を守る。
- 保険制度の適用:労災保険や雇用保険の適用範囲を明確にし、複数の仕事でも安心。
このガイドラインで、安全に副業・兼業ができる環境が整えられています。
副業を始める前にしておいた方がいいこと
やってはいけない副業
- 銀行と利益相反となる仕事
- 寝る時間を惜しんでやる仕事
- 他社に雇用される形態(場合によって可能)
銀行員の副業がバレる!?
副業をする際銀行に許可をもらっている場合は「副業がバレるかどうか」気にする必要はありません。「副業がバレるかどうか」が気になるのは、副業を銀行に無許可で行っている場合。
銀行員の副業がバレる理由
副業収入が20万円以下の場合
一般的に、「副業の年収が20万円以下の場合、税金はかからない」と言われることがありますが、これは所得税に関する話。
副業で稼いだ金額が多く(20万円超)、所得税がががる場合には、確定申告書を税務署に提出します。
出典:国税庁HP
このような書類を銀行内で、銀行員は一度は見たことがあるのではないでしょうか。
給与所得を得ている人が、副業などの給与所得以外の所得が「年間で20万円以下」であれば、確定申告は不要となり、所得税もかかりません。
しかし、この場合でも「住民税の申告は必要」。市区町村の役所に対して、副業で得た所得についての住民税の申告を行う必要があります。申告を怠ると、「申告漏れ」となり、税務署の調査を受けても逃れられません。自分で地方税の納付が遅れた場合には、納付が遅れた期間によって延滞金が加算されます。
副業収入が20万円を超える場合
出典:東京都北区HP
住民税の納付方法
住民税の納付方法には、「普通徴収」と「特別徴収」の2種類があります。
- 普通徴収
- 市区町村から送付される納税通知書(納付書)を使い、自分で「銀行や郵便局、コンビニエンスストア」などで地方税を納める方法。
- 副業所得に関する住民税を普通徴収にすることで、勤務先に副業の存在を知られるリスクを減らせます。
- 特別徴収
- 勤務先が皆さん代わり、毎月の給与から住民税を天引きして地方税を納めます。
- 特別徴収だと、住民税額の増加によって勤務先に副業をしていることがバレる可能性があります。
銀行員 副業に関するQ&A