<こんな悩みはありませんか?>
・エントリーシートや面接の内容が薄い。
・銀行員になった姿があまり想像できない。
・銀行員になりたい理由が定まっていない。
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どんな銀行員になりたいか 志望動機の例文を別の記事で書きました。そちらも参考にしてみてください。
2.2 自分の家計管理や投資スキルが身に付く
例えば、預金の種類や金利の仕組みを理解することで、自分の貯金をより効率的に運用できるようになります。
自分の銀行でやっている定期預金の金利が良ければ、「普通預金だけじゃなくて、定期預金も活用しよう」とか「今なら、この金融商品がいいかも」といった具合に、プロの視点で自分のお金を管理できるんです。
投資についても同じ。株式や投資信託の仕組みを理解し、リスクとリターンのバランスを考えた商品の選定ができるようになります。
ただし、銀行員はお金を増やすのが’’得意’’なわけではないよ。それが世間の目と銀行員の実情で違うところだね。多くの営業担当者も他社の商品まで理解している人はとても少ないよ。
2.3 経済動向を読む力:マクロ経済の理解と分析力
銀行員の仕事は、単にお客さんのお金を扱うだけではありません。
日本や世界の経済全体の動きを理解し、’’分析する力’’も身につきます。これを「マクロ経済を読む力」と言います。
例えば、こんなことが理解できるようになります
- 日本銀行の金融政策が、私たちの生活にどう影響するか
- 為替レートの変動が、輸出企業や輸入企業にどんな影響を与えるか
- 株価の上昇や下落が、経済全体にどんな意味を持つか
こういった知識は、銀行の業務に直接役立つだけでなく、世の中の動きを理解する上でとても重要。ニュースを見ても、「あぁ、こういうことか」と深く理解できるようになるんです。
実際、多くの銀行では定期的に「経済セミナーや勉強会」が開かれています。そこで最新の経済動向や分析手法を学べます。中には、エコノミスト(経済アナリスト)として活躍する銀行員も身近にいるんですよ。
この「経済を読む力」は、銀行員としてのキャリアだけでなく、個人の生活でも大いに役立ちます。
銀行員になったら、金融のセミナーに無料で参加できるのはとても嬉しいわね。これは「銀行員の特権」よ!
2.4 銀行員 プロフェッショナルとしての誇り
銀行員として働くことは、’’単なる仕事以上の意味’’があります。それは、’’金融のプロフェッショナルとしての誇り’’を持てることです。
お金は私たちの生活に欠かせないもの。その大切なお金を扱い、’’人々の生活や企業の活動’’を支える。これは、とても重要な役割ですよね。
例えば、こんな場面を想像してみてください
- 若い夫婦が初めての住宅ローンの相談に来た時、丁寧にアドバイスをして、夢のマイホーム購入を後押しする。
- 経営に困っている地元の小さな会社に融資をして、その会社が立ち直るのを見守る。
- お客さまの資産運用の相談に乗り、将来の安心につながるプランを一緒に考える。
仕事を通じて、人々の人生や地域の経済に直接貢献できるんです。「自分の仕事が誰かの役に立っている」という実感は、何物にも代えがたいものとなるでしょう。
「お金のプロフェッショナル」として認められることは、大きな自信にもつながります。家族や友人から金融の相談を受けたり、地域の経済セミナーで講師を務めたりすることもあるでしょう。そんな時、「自分の知識や経験が誰かの役に立っている」と感じられるんです。
このように、銀行員は単なる仕事以上の、社会的な使命と誇りを持てる職業なんです。それが、多くの人が銀行員を目指す理由の一つになっているんですよ。
3. 多彩なキャリアパスと成長の可能性
銀行員の魅力の一つに、多様なキャリアパスがあることが挙げられます。自分の適性や興味に合わせて、様々な道を選択できるんです。
総合職として銀行に入ると、多くの部署を経験できる可能性があります。これは、とてもワクワクすることですよね。
例えば、こんな具合です
- 最初は支店の窓口で接客業務を勉強
- 次に融資課で企業の財務分析や融資判断を学ぶ
- その後、外国為替部門で国際的な取引を経験
- さらに、本部の商品開発部門で新しい金融サービスの企画に携わる
様々な部署を経験することで、銀行業務の全体像を把握できます。また、自分に合った仕事を見つけやすくなるというメリットも!
実際、ある大手銀行の人事部の方によると、「入行後10年程度で3〜4つの部署を経験するのが一般的」とも。これは、幅広い知識と経験を持った「オールラウンドプレイヤー」を育成する狙いがあるんですね。
普通の営業をするのも嫌だなという人は専門職でエキスパートを目指すのもいいかもしれませんね!
管理職になると、部下の育成やチームの目標達成、さらには銀行全体の方針決定など、より大きな責任を担うことになります。これは大変なこと!
でも、同時にやりがいも大きいんです。
銀行員の仕事は、日本国内だけにとどまりません。グローバルな視点で世界とつながる機会がたくさんあるんです。これは、とてもワクワクすることですよね。
4.1 海外での活躍をしたい 海外勤務の可能性
グローバル化が進む現代において、海外で活躍したいという夢を持つ人も多いのではないでしょうか?
銀行の中には、世界中に支店や現地法人を展開しており、海外勤務のチャンスが広がっていることも。
- ニューヨークの支店で、アメリカの金融の最先端を肌で感じる
- ロンドンのオフィスで、ヨーロッパの企業とビジネスを展開
- シンガポールで、急成長するアジアの経済を間近で見る
実際に海外勤務を経験した銀行員の声を聞いてみましょう。
Eさん(38歳、大手銀行員、ニューヨーク勤務経験あり)
「ニューヨークでの3年間は、本当に刺激的でした。世界中から集まる金融のプロフェッショナルたちと仕事をする中で、自分の視野が大きく広がったのを感じました。また、現地での生活を通じて、異文化への理解も深まりましたね」
海外勤務のチャンスは、銀行の規模や戦略によって異なります。メガバンクのような銀行ほど海外で活躍できるチャンスが多い傾向にあります。
中小規模の銀行でも、海外の銀行との提携プログラムなどを通じて、短期の海外研修を行っているところもあります。
海外で活躍できる銀行員は一握り!あなたもそのひとりになってみては?
海外に行かなくても、日本国内で世界とつながる仕事もあります。
その代表が、外国為替(がいこくかわせ)業務です。
外国為替業務とは、簡単に言うと、外国のお金(外貨)を扱う仕事。
例えば
- 海外旅行に行くお客様のために、円をドルやユーロに両替する
- 輸出入を行う企業のために、外貨での送金や受け取りを手伝う
- 為替レートの変動を予測し、企業のリスク管理をサポートする
外国為替業務の面白さは、世界の動きをリアルタイムで感じられること。
例えば、アメリカの政治情勢が変わると、すぐにドルの価値が変動。そんな世界経済の鼓動を、肌で感じられるのが「外国為替業務」です。
Fさん(29歳、地方銀行の外国為替課で勤務)
「毎日、世界中のニュースをチェックするのが日課です。政治や経済の動きが為替レートにどう影響するか、常に考えています。世界とつながっている感覚があって、とてもやりがいがありますね。」
4.3 セカイの文化がひとつになる環境で仕事 ’’語学力’’と’’文化’’を理解
海外に強みがある銀行では、海外のお客様や取引先とやり取りする機会も多い。
そのため、’’語学力’’が必要とされる場面が多くあります。 英語はもちろんのこと、中国語やスペイン語など、第二外国語のスキルを活かせる場面もあります。
異なる文化圏の人々とコミュニケーションを取るためには、異文化理解も重要になります。 銀行で働くことは、語学力や異文化理解を向上させる絶好の機会となるでしょう。
例えば
- 外国人観光客や在日外国人のお客様対応
- 海外の銀行や企業とのビジネス交渉
- 国際的な金融規制に関する情報収集と対応
多くの銀行では、グローバルな環境で活躍できる人材を育てるために、様々な研修やサポートを行っています。
- 英語などの語学研修プログラムの提供
- 海外の大学やビジネススクールへの留学制度
- 国際的な資格の取得支援
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銀行員に英語は必要?
Gさん(34歳、大手銀行の国際業務部で勤務)
入行してから、TOEICの点数が200点以上アップ。銀行が提供する英語研修に参加したり、日々の業務で英語を使ったりする機会が多いからです。また、仕事が終わったら英語を学ぶスクールに通いました。
いろんな国の人と仕事をする中で、文化の違いを尊重することの大切さも学びました。この経験は、仕事だけでなく私生活でも役立っています。
また、為替や金利のマーケットの動きは、ニュースで見るのとは全く違います。実際の取引や顧客の反応を通じて、リアルに感じ取れるんです。
(40歳、大手銀行のマーケット部門で勤務)
「マーケットの動きを肌で感じられるのは、この仕事の醍醐味ですね。例えば、中央銀行の政策発表の瞬間、為替レートがどう動くか。その緊張感は何とも言えません。また、そのマーケットの動きが、実際の企業活動にどう影響するのかを目の当たりにできるのも、銀行員ならではの経験だと思います。」
銀行員の仕事には、グローバルな視点と国際的な経験を得られる多くのチャンス。世界とつながりながら、自分自身も成長できる。それが、銀行員という仕事の大きな魅力の一つなんですよ。
5. 充実した待遇と福利厚生
銀行員の仕事の魅力の一つに、充実した待遇と福利厚生があります。安定した収入やワークライフバランス、将来の安心など、様々な面でサポートが整っているんです。
住宅ローンの優遇措置や退職金制度も充実しており、将来の生活設計をしっかりとサポートしてくれる環境。こうした福利厚生の手厚さは、緊張感のがつきまとう銀行員が働く上での大きな魅力!
5.1 安定した収入:年功序列要素が残る給与体系
銀行員の給与体系は、一般的に安定していると言われています。もちろん、銀行によって違いはありますが、多くの銀行では毎年、給与が上がる仕組みが残っています。つまり、勤続年数が長くなるにつれて、給与も上がっていく傾向があるんです。
例えば、ある大手銀行の例を見てみましょう
- 新入社員(22歳):年収約400万円
- 入社5年目(27歳):年収約550万円
- 入社10年目(32歳):年収約1,000万円
- 管理職(40代):年収約1000万円以上
もちろん、これはあくまで一例で、個人の能力や銀行の業績によって変わります。また、近年では成果主義を取り入れる銀行も増えていますが、それでも他の業界と比べると安定した収入が得られる傾向にあります。
(35歳、地方銀行勤務)
給与面では、大きな不満はありません。毎年少しずつですが昇給があり、将来の生活設計が立てやすいですね。ボーナスも年2回あるので、まとまった貯金ができるのもいいところです
5.2 ワークライフバランス:充実した休暇制度
銀行は、以前は「激務」というイメージが強かったですが、最近では、ワークライフバランスを重視する動きが強まっています。 育児休暇や時短勤務制度の利用が促進されているほか、残業時間の削減や有給休暇の取得促進など、働き方改革が進められています。
プライベートの時間もしっかりと確保することで、仕事へのモチベーションを維持し、より質の高いサービスを提供できる環境が整いつつあります。
いいところがありつつも、辛いところがあるところも銀行!
家を買ったら、遠い所へ転勤なんてことも。そんな銀行のあるあるに興味があれば、銀行員のあるあるを読んでみてね!
- 年末年始に休暇を取得できる
- リフレッシュ休暇 勤続年数に応じて特別休暇が付与される休暇(例:10年勤続で5日間)
- 育児・介護休業:法定以上の期間を設けている銀行も!
た、最近では「ノー残業デー」の設定や、有給休暇の取得促進キャンペーンなど、より働きやすい環境づくりに力を入れている銀行が増えています。
(30歳、都市銀行勤務)
「以前に比べて、休暇を取りやすくなったと感じます。特に、連続休暇を取得して旅行に行けるのが嬉しいですね。仕事とプライベートのバランスが取れるようになり、モチベーションも上がっています
5.4 住宅ローン優遇 夢のマイホームのサポート?!
銀行員は、住宅ローンを組む際に、金利優遇などの特典を受けられる場合があります。 マイホームの取得を検討している人にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
また、銀行によっては、社員寮や社宅制度を設けている場合もあり、住居費を抑えることができます。 若いうちから経済的に自立し、将来設計をしっかりと立てることができる点は、大きな魅力と言えるでしょう。
5.5 ’’退職金’’ ’’銀行の年金’’で銀行員の将来は安泰?
多くの銀行では、公的年金に加えて、独自の企業年金制度を設けています。企業年金制度で、退職後の生活をより安定させるなんてことも。
主な年金制度の例
- 確定給付企業年金:勤続年数や退職時の給与に応じて、一定額の年金が支給される
- 確定拠出年金:従業員自身が運用方法を選択できる、日本版401kとも呼ばれる制度
- 退職金制度:多くの銀行で、勤続年数に応じた退職金制度がある
(55歳、メガバンク勤務)
退職後の生活設計を考える上で、銀行の年金制度はとてもありがたい制度です。公的年金だけでなく、会社の年金もあるので、老後の生活に対する不安はありません。
企業年金は制度内容が変わることがあるよ!バブルの時ならいいけど、シビアな経営が必要になるときは少し厳しくなるかもね。これから銀行員になる人は注意!
5.6資格取得のバックアップがあうから銀行員になりたい
銀行では、銀行員のスキルアップを支援するために、様々な自己啓発プログラムを用意!
特に、業務に関連する資格取支援はアツい!
主な支援制度の例
- 資格取得奨励金:特定の資格を取得すると、報奨金が支給される
- 試験対策講座:行内で資格試験対策の勉強会が開催される
- 通信教育の補助:業務に関連する通信教育の受講料を一部、銀行が負担
- 資格手当:特定の資格保有者に対して、毎月の給与に手当が加算される
人気の資格例
- ファイナンシャル・プランニング技能士
- 証券アナリスト
- 中小企業診断士
- 宅地建物取引士
(28歳、信用金庫勤務)
ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を取得しました。銀行が試験対策講座を開いてくれたので、仕事と両立しながら効率よく勉強できました。資格を取得後は、お客様へのアドバイスにも自信が持てるようになりましたし、給与面でも少しばかり評価してもらえて嬉しかったです。
このように、銀行員の待遇と福利厚生は非常に充実しています。安定した収入、ワークライフバランス、将来の安心、そして自己啓発の機会など、様々な面でサポートが整っているのが大きな魅力と言えるでしょう。
もちろん、これらの制度は銀行によって異なりますし、近年の経済環境の変化に伴い、見直しが行われているケースもあります。それでも、従業員の生活と成長をサポートするという基本的な姿勢は、多くの銀行に共通していえるんです。
銀行員を目指す方々にとって、こうした充実した待遇と福利厚生は、大きな魅力の一つになるのではないでしょうか。安心して長く働ける環境が整っているからこそ、仕事に集中し、キャリアを築いていくことができるんです。
6. 社会貢献とやりがい
銀行員としての仕事には、単なる業務以上の「社会貢献」と「やりがい」があります。
6.1 地域経済の支援:地方銀行ならではの使命感
メガバンク、地方銀行、信用金庫では、地域経済の発展に直接貢献できる機会が多くあります。
例えば:
- 地元企業への融資を通じて、事業の成長や雇用の機会を作る手助けができる
- 新規事業の立ち上げを資金面でバックアップ!地域の活性化に貢献
- 農業や漁業など、地域の主要産業に特化した支援ができる
(45歳、地方銀行の支店長)
私たちの仕事は、地域の経済を支える重要な役割があると感じています。例えば、地元の老舗企業が事業承継の問題で苦労していた時、適切なアドバイスと資金提供で乗り越えられたケースがありました。企業が今も地域の雇用を支えている姿を見ると、本当にやりがいを感じます。
6.2 起業家の夢を支える:新規事業への融資と助言
銀行は、起業家に対して、新規事業の立ち上げに必要な資金を融資する役割を担っています。
起業家の夢をサポートし、新しいビジネスを生み出すことは、社会全体に活力をもたらすことに繋がります。
また、銀行員は、起業家に対して、事業計画の作成や資金調達のアドバイスなど、経営全般に関するサポートも行っています。
起業家の成長をサポートし、共に成功を目指すことは、大きなやりがいを感じることができるでしょう。
6.3 金融教育を通じた社会貢献
多くの銀行では、地域の学校や公民館などで金融教育活動を行っています。これは、社会全体の金融リテラシー向上に貢献する重要な活動です。
主な活動例:
- 小中学生向けの「お金の教室」の開催
- 高校生向けの職業体験プログラムの提供
- 一般市民向けの資産運用セミナーの実施
(38歳、メガバンク勤務)
年に数回、子供たちに向けた金融教育の授業を担当しています。子どもたちに’’お金の大切さ’’や’’上手な使い方’’を教えるのは、とても楽しい経験です。将来の日本を支える子どもたちの成長に少しでも貢献できていると思うと、とてもやりがいを感じます。
(29歳、メガバンクのデジタル戦略部門勤務)
私は今、銀行のアプリ開発チームで働いています。毎日新しい技術に触れ、それをどう金融サービスに活かせるか考えるのはとてもワクワクする経験です。(時には辛いけど)
銀行員の大変さを知りたければ、【銀行員の大変なこと】を読んでね!
(35歳、地方銀行のデータ分析部門勤務)
以前は融資担当でしたが、今はデータ分析の仕事をしています。統計学やプログラミングなど、新しいスキルを身につける必要がありましたが、それが逆に面白いんです。分析結果が実際のサービス改善につながった時は、大きな達成感がありますね。
銀行員を目指す方々にとって、こうしたデジタル化の流れは、自己成長の大きなチャンスになるでしょう。従来の金融知識に加えて、IT技術やデータ分析のスキルを身につけることで、より幅広いキャリアの可能性が開けてくるはずです。
また、既に銀行で働いている方々にとっても、新しい分野にチャレンジする良い機会かもしれません。銀行内でのキャリアチェンジや、新しいプロジェクトへの参加など、様々な可能性が広がっているんです。
デジタル化時代の銀行員は、単なる金融の専門家ではなく、テクノロジーとビジネスの両方を理解できる「ハイブリッド人材」としての活躍が期待されています。そんな新しい時代の銀行員として、あなたも力を発揮してみませんか?
8. メディアと銀行員のイメージ
SNSや経済ニュースを通じて、エコノミストや銀行員の日常がリアルタイムで発信されることで、より現実に近い職業像が広まっています。メディアを通じた銀行員のイメージは、これまで以上に多様化し、若者を惹きつける要素となっています。
8.1 「半沢直樹」効果:ドラマで描かれる熱い銀行員像
池井戸潤さん原作のドラマ「半沢直樹」は、銀行員の仕事に対する熱意や正義感を描き、大きな反響を呼びました。
ドラマ「半沢直樹」では、主人公の半沢直樹が、不正を働く悪者を相手に、信念を貫き通す姿が描かれています。
半沢直樹の「やられたらやり返す。倍返しだ!」というセリフは、流行語にも。
8.2 経済ニュースの顔:テレビに出演するエコノミストへの憧れ
経済ニュース番組では、銀行出身のエコノミストが解説を行うことが多くあります。
エコノミストは、経済の専門家として、分かりやすく経済動向をテレビで解説。角度が違うところから面白い発言をすると視聴者から高い信頼を得られます。
経済の専門知識を活かして、テレビで活躍したいという人にとって、エコノミストは憧れの職業と言えるでしょう。
9. 個人的な経験からの志望理由
銀行員を目指す個人的な理由
たとえば、<家族に銀行員がいること>で銀行の仕事を身近に感じたり、<アルバイト先の口座開設>を通じて銀行業務に触れることで興味を持ったりと、さまざまな要因が考えられます。
また、就職説明会で受けた良いイメージがきっかけが、銀行員になりたい理由の人も少なくありません。
9.1 家族に銀行員
銀行員の親を持つ人の中には、幼い頃から銀行員の仕事ぶりを見て育ち、自然と銀行員という職業に親しみを持つ人もいます。
また、親から銀行員の仕事のやりがいや魅力について話を聞くことで、銀行員という職業に興味を持つ人も。
身近な人の影響は大きく、同じ道を選ぶことに対してポジティブな気持ちを抱くことが多いようです。
9.2 学生時代のアルバイト先の給与口座で興味
学生時代にアルバイトの給料を受け取るために<銀行で口座を開設>した経験が、銀行員を目指すきっかけとなることも。
窓口での対応や、銀行員の丁寧で的確なサービスに感銘を受け、「自分もこんな風にプロとしてお客様をサポートしたい」と感じる人は多いです。特に、銀行員のプロフェッショナルな姿勢や業務のスムーズさに惹かれ、金融業界で働くことに興味を持つことは珍しくありません。こうした日常の小さな経験が、銀行員になりたい理由にあがることも。
銀行員になりたいなら、日経新聞を読んでおいた方がいいわね。
日経新聞を安く購読する方法を記事で紹介しているから参考にしてね。
9.3 就職説明会での印象:銀行員の姿に感銘を受けて
就職活動中の就職説明会で、銀行員の仕事内容や企業理念、社風などに触れる中で、銀行員という職業に魅力を感じる人もいます。
特に、銀行員の誠実な人柄や、お客様を第一に考える姿勢に共感し、銀行で働きたいと考える人もいるでしょう。
就職活説明会を通して、銀行員になりたい理由となることも。
9.4 顧客として受けた良いサービス
『9.3 就職説明会での印象』の理由と似ていますが、志望する銀行を利用した際に、窓口での銀行員の丁寧な接客や親身な対応に感銘を受け、銀行員という職業に興味を持った人もいます。
例えば、家族が銀行の窓口で手続きがあるときに付いていったら、親身になって相談に乗ってくれた銀行員の姿を見た。自分もお客様の立場に立ったサービスを提供したいと考える人もいます。
顧客として受けたプロフェッショナルな銀行員の接客態度が感動体験となり、銀行員になりたい理由になる人も。
10. 「銀行員のライフスタイル」 銀行員になりたい
銀行員のスーツスタイルに銀行員らしさを感じさせ、魅力的に感じる人もいます。
10.1 スーツ文化:ビジネススタイルへの憧れ
銀行員といえば、スーツ姿で働くイメージが強いのではないでしょうか?
銀行は、お客様の信頼を得るために、服装規定が厳しい業界の一つ。
そのため、銀行員は、常に清潔感のある身だしなみを心掛け、スーツを着用して仕事をしています。
ビジネスパーソンとしてのマナーを身につけ、スマートに仕事をしたいと考える人にとって、銀行は魅力的な職場に見えてきます。
(22歳、就活生)
銀行員がスマートにスーツを着こなす姿に憧れます。毎日きちんとした服装で仕事ができるのは、社会人としての自覚を高めてくれると思います。また、お客様に信頼感を与える上でも重要だと考えています。
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銀行員のスーツの選び方 スーツのあれこれというよりも、「実際の銀行員はどんなスーツを着ているのか」という部分にフォーカスした記事の内容です。
10.2 規則正しい生活:安定したワークスタイル
銀行業務は一般的に規則正しい勤務時間で行われるため、安定したライフスタイルを望む人にとって魅力的です。
法律に則て勤務時間が決められています。銀行は、基本的に’’土日祝日’’が休みで、勤務時間も決まっているため、規則正しい生活を送れると言えるでしょう。
勤務時間労働が多くなりそうなときは’’上司の許可’’が必要だったり、残業時間には残業代が付くようになっていたよ!
逆に、残業時間を短く申告しようとすると、上司から就業時間を正しく申告(残業時間を正確に)するように言われます。内部監査で、正しく就業時間を申告していないと怒られます。
また、残業時間削減や有給休暇の取得促進など、働き方改革にも積極的に取り組んでいます。
10.3 接客の楽しさ:人と接する仕事での自己成長
銀行員の仕事は、支店勤務だとお客さんと直接対話する機会が多くあります。人と接することが好きな人にとって、この点は大きな魅力となります。
(25歳、銀行内定者):
私は人と話すことが好きで、お客様の役に立てる仕事に就きたいと考えていました。銀行員として様々な方と接する中で、コミュニケーション能力を磨き、人間的にも成長できると思い、銀行員を選びました。
10.4 キャリアアップを目指せる 努力次第で管理職も夢じゃない!
銀行は、年齢や経験を重ねて実績が伴うと、役職が上がり、給与もアップしていくシステム。
そのため、努力次第で、管理職に昇進することも夢ではありません。
向上心を持って仕事に取り組める人にとって、銀行は最適な職場と言えるでしょう。
銀行は学閥や派閥がどうのこうのという話をよく聞くと思います。もちろん、上司から気に入られるためには同じ学閥や派閥の方が、昇進されやすいでしょう。
しかし、実力があれば推薦されるのは普通なこと。努力しだいで不可能ではありません。
11. 意外な銀行員志望理由
銀行員を目指す理由は、人それぞれに異なり、時には意外な動機が存在することもあります。
エントリーシートや面接ではなかなか使いづらい内容。でも、空気を読んで「ここぞ」というところで使えるネタ的存在。使用するシーンには注意!
11.1 推理小説好きの正義感:不正を見抜く目を養いたい
金融犯罪や不正取引の防止は銀行の重要な役割の一つです。推理小説好きの人にとって、この側面は意外な魅力となることがあります。
(24歳、文学部卒業生)
推理小説が大好きで、複雑な事件を解決する探偵に憧れていました。銀行員として働くことで、マネーロンダリングなどの金融犯罪を防ぐスキルを身につけられると知り、とても興味を持ちました。社会正義に貢献できる仕事だと思います。
(23歳、理系大学院生)
私は数学が大好きで、数字を扱う仕事に就きたいと思っていました。銀行では、リスク管理や市場分析など、高度な数学的スキルを要する業務があると知り、自分の適性に合っていると感じました。
12.1 独立系ファイナンシャルプランナーへの道
銀行で経験を積んだ後、独立してファイナンシャルプランナーとして活躍する道もあります。
ファイナンシャルプランナーは、顧客のライフプランに基づいて、資産運用や保険、住宅ローンなどのアドバイスを行う仕事です。
銀行で培った金融知識や顧客対応力を活かして、独立開業を目指すことができます。
(32歳、銀行員5年目)
銀行で培った金融知識と顧客対応スキルを基に、将来は独立系のファイナンシャルプランナーとして活躍したいと考えています。より幅広い視点からお客様の人生設計をサポートできる専門家になりたいです。
(35歳、法人営業担当)
様々な業種の企業と接する中で、経営課題の解決に携わる面白さを感じています。将来的には、この経験を活かして経営コンサルタントとして独立することも視野に入れています。
銀行で培った金融知識や経営分析のスキルは、’’コンサルタント’’としても活躍。
銀行での業務を通じて得た’’企業分析のスキル’’や、’’リスク管理に関する専門知識’’を活かし、企業経営のアドバイザーとしてキャリアを築けます。
12.3 ゆくゆくは起業家になりたい!
銀行で経験を積んだ後、起業する人も少なくありません。
(29歳、法人営業)
銀行でいろいろな業界の会社に接する中で、新しいサービスのアイデアが浮かぶことがあります。将来的には、この知識と経験を活かして自分で会社を立ち上げたいと考えています。銀行員としてのキャリアは、その準備段階だと捉えています。
13.「銀行員になりたい」を叶える!夢を実現するためのロードマップ
銀行員になるためには、どのような道のりがあるのでしょうか?
ここでは、銀行員になるための具体的なステップを紹介します。
13.1 情報収集:銀行業界について深く知ろう!
まずは、銀行業界について、しっかりと情報収集を行いましょう。
銀行には、都市銀行、地方銀行、信用金庫など、様々な種類があります。
それぞれの銀行の特徴や違いを理解した上で、自分に合った銀行を選びましょう!
OBOG訪問をして、わからないことや疑問に思うことを解決しましょう。相手の許可が得られれば、エントリーシートの内容確認(OBOG任せにするのではなく、熟考したもの)をしてもらいましょう。
13.2 自己分析:自分の強みや能力を把握しよう!
銀行員として働く上で、どのような能力が必要なのか、自己分析をしましょう。
銀行員は、’’コミュニケーション能力、顧客対応力、事務処理能力’’など、銀行員に向いているて・向いていない能力が領域によって異なります。
自己分析を通して、自分の強みや能力を把握することで、就職活動やその後のキャリアプランに役立てられます。
13.3 スキルアップ 知識・経験を積む
銀行員として働くためには、金融に関する基礎知識や経済の仕組みなどを理解しておく必要があります。
大学で経済学や経営学を専攻したり、資格取得を目指したりするのも良いでしょう。
また、コミュニケーション能力や顧客対応力を磨くために、アルバイトやボランティア活動などに取り組むのも効果的です。
13.4 就職活動:自信を持って選考に臨もう!
銀行の就職活動は、一般的に、エントリーシートの提出、筆記試験、面接など、複数の選考段階があります。
企業研究をしっかり行い、自己分析で得られた情報を元に、自分の強みや能力をアピールできるように準備しておきましょう。
準備を念入りに行えば、それだけ自身も付きます。事前準備が大切なのは銀行員になった後も一緒!
13.5 内定獲得 銀行員生活がこれから始まる
就職活動は、長く険しい道のりですが、諦めずに努力を続ければ、必ず良い結果に繋がります。
内定を獲得したら、銀行員としての第一歩を踏み出すために、必要な知識やスキルを身につけるための準備を始めましょう。
ひとによって銀行員になりたい理由は様々。
自分の銀行員になりたい理由があれば、その想いを貫く。この記事で参考にある自分が考えていなかった理由があれば、参考にしてみてください。
変化の激しい時代だからこそ、銀行員としての経験は、将来のキャリアにおいても大きな財産となるでしょう。
夢の実現に向けて、一歩一歩着実に歩んでいきましょう。